歯周病予防・治療

歯周病予防・治療

専門的な歯周病治療で
重度歯周病も諦めない

鹿児島市高見馬場の歯医者、児玉歯科クリニックでは、日本歯周病学会 歯周病専門医が、より専門性の高い治療を行います。

定期的なクリーニングや検診はもちろんのこと、外科的な歯周再生療法も行っております。

他の歯医者で抜歯を宣告された方も、先進的な歯周病治療で歯を残せるかもしれません。歯周病でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください!

歯周病学会認定の歯周病専門医が担当します

歯科医師・歯科衛生士が協力し合って歯周病の継続した管理を行います。

歯科医師 香月 麻紀子

歯科医師
香月 麻紀子

歯周病専門医(日本歯周病学会認定)

詳しく見る


歯科医師 児玉 利朗 Toshiro Kodama

歯科医師
児玉 利朗

歯周病専門医(日本歯周病学会認定)

詳しく見る

歯周病セルフチェック

歯周病は自覚症状がないまま、ゆっくりと確実に進行していきます。
以下の症状が当てはまる方は、自己判断せずお早めの受診をおすすめいたします。

全体

  • 口臭が気になる
  • 朝起きたら口の中がネバネバ
  • 歯みがき後に血が混じる

歯ぐきの症状

  • 歯ぐきが赤く腫れてきた
  • 歯ぐきが下がった気がする
  • 歯ぐきを押すと血が出る

歯並び

  • 歯の間に物が詰まりやすい
  • 歯並びが変わった気がする
  • 歯がグラグラする気がする

歯周病を悪化させる原因

歯周病になりやすい、あるいは進行が早い傾向にある「歯周病3大因子」に当てはまる方は要注意。
当てはまる方は、早めの検査や定期的な検診を行うことをおすすめいたします。

歯磨きができていない

歯磨きができていない

歯周病の原因となる歯周病菌は、しっかり歯磨きを行わないと口の中でどんどん増えていってしまいます。

歯と歯茎の溝(歯周ポケット)に住み着き、食べカスなどをエサにしてプラーク(歯垢)を作り歯周病が進行してしまいます。

細菌の塊であるプラークは、歯に強く付着しており、口をゆすいだりしただけでは取り除けません。歯間ブラシや歯ブラシによって物理的にはがすことが必要です。

たばこを吸う人

たばこを吸う人

たばこに含まれる化学物質が出血を抑え歯茎を硬くすることで症状に気づきにくくなり、歯周病がひどくなりやすいということが挙げられます。

また、喫煙者は末梢の血流が悪くなるので、歯周病の治り方が悪くなることも理由の1つです。

つまり、たばこは歯周病になりやすくなるばかりではなく、気づきにくくし、また治りにくくする原因と言えるのです。

糖尿病の人

糖尿病の人

歯周病は以前から、糖尿病の合併症の1つと考えられてきました。実際、糖尿病の人はそうでない人に比べて歯肉炎や歯周炎にかかっている人が多いという報告があります。
さらに最近、重度の歯周病になると糖尿病の症状が悪化するという逆の関係も明らかになってきました。
つまり、歯周病と糖尿病は、相互に悪影響を及ぼし合っていると考えられるようになってきたのです。
歯周病治療で糖尿病の改善も期待できることもわかっています。

歯周基本治療の流れ

歯周基本検査

歯周組織検査

歯周病の検査はプローブという器具を使って、歯と歯茎の溝(歯周ポケット)の深さを測ることにより歯周病の進行度を調べます。他にも歯の接し方や歯石のつき具合、歯茎の炎症などいろいろなことがわかります。

プローブでの検査が終わると次に歯の動揺度(動き具合)を調べます。健康な歯はほとんど動きませんが歯周病の進行に伴って動きが大きくなり、歯の動き具合により現在の進行度を調べることができます。

染め出し・ブラッシング指導

ブラッシング指導

しっかり歯磨きを行っていても、磨き方や歯並びなどによってどうしても磨き残しができてしまいます。染め出し剤を使って歯に残ったプラーク(歯垢)に色を付け、磨き残しを見えやすくすることもあります。

プラークの残りを見ることで自分の歯磨きの苦手な箇所や汚れのたまりやすい場所を知ることができます。プラークは細菌の塊です。プラークの残りを減らすため、その人にあったブラッシングの指導を行っていきます。

スケーリング・PMTC

スケーリング・PMTC

スケーリングはスケーラーと呼ばれる器具を使用し、歯に付着している歯垢や歯石を除去していきます。スケーリングを行うことにより汚れや細菌が付着しにくくなり歯の健康を守り、口臭の予防にもなります。
PMTCは専用の器具を使い歯の着色や歯石などを落とし歯を1本1本きれいに磨きあげます。仕上げに歯の表面をフッ素でコーティングし、虫歯や歯周病から歯を守ります。

このように、お口の状況によって様々な器具を使い分けながら、まずは歯の表面をきれいな状態にします。

メンテナンス

SRP(スケーリング&ルートプレーニング)

歯の表面のスケーリングが終わったら歯茎の状態を再度確認し、深い歯周ポケット部分の処置に進みます。グレーシーキュレットと呼ばれる専用機器や超音波スケーラーを使用しながら、歯周ポケット内の歯根に付着した歯石や感染物を除去しきれいな状態にしていきます。痛みを抑えるために麻酔をして行うことも多くあります。

SRPが終わったら、治療期間をあけて、再度歯肉の状態を確認し、症状や状況に応じ歯周外科治療に進む場合もあります。

歯周病が落ち着いてもメンテナンスを受けましょう

歯周病の治療を終え、毎日しっかりブラッシングを行っていても残念ながらプラークを完全に除去することはできません。歯周病の再発を防ぐためには、定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける必要があります。

メンテナンスでは歯や歯茎の状態・日々のブラッシングがうまくできているかなどを細かくチェックし、一人ひとりに適した処置を行い状態の安定を目指していきます。

基本歯周病治療の後に〜
歯周病治療の選択肢をご存知ですか?

基本歯周病治療の後に〜
歯周病治療の選択肢をご存知ですか?

歯周組織を再生する選択肢をご存知ですか?
歯周病の進行により、他院では抜歯を進められた歯や腫れを繰り返す歯も歯周組織再生療法により改善できる場合があります。

その他、矯正治療との組み合わせにより、歯周病になりにくい歯並びにしたり、歯周病の進行で崩れた歯並びの改善を行うこともあります。

当クリニックでは、リグロスという薬剤を使用した保険適用の歯周組織再生療法を実施しております。
他の薬剤も色々あり、様々な薬剤が開発されていますが、保険適用の薬剤が出たことで、これまでより患者さんの費用負担が減り適応となる方が治療を受けやすい状況になりました。